戸建ての防災|在宅避難で強い点と弱い点、先に整える順番

戸建ては在宅避難に向く一方で、停電・断水・寒さ、屋外の片付けなど困りごとを自分で抱えやすい。戸建ての強み(自由度・収納・自宅周り)と弱み(復旧待ち・水回り・防犯)を整理し、最初に手を付ける順番をわかりやすくまとめます。

戸建て:在宅避難の強みと弱み(先に整える順番)

戸建ては、在宅避難に向いている面がたくさんあります。

でも同時に、災害時の困りごとを自分の家の中で全部抱えやすいのも戸建てです。

結局のところ、戸建ての備えは

「強みを活かしつつ、弱い所だけ先に埋める」が一番ラクです。

まず押さえると安心な見取り図

  • 戸建ての強み:自由に置ける/音や周囲を気にしにくい/屋外を使える
  • 戸建ての弱み:停電・断水の影響を家で抱える/寒さ・暑さが直撃/防犯が気になる
  • 先にやる順番:水→トイレ→電源→寒さ(暑さ)→防犯

戸建ての強み:在宅避難で助かるところ

戸建ては、マンションや賃貸より「融通が利く」場面が多いです。

戸建ての強み

  • 置き場所が作りやすい:備蓄や道具を分散しやすい
  • 音や生活の自由度:トイレや生活音で気を遣いにくい
  • 屋外が使える:一時的な保管や作業がしやすい(状況次第)

この強みがある分、備えは「増やす」より「使える形」にしておく方が向いています。

戸建ての弱み①:停電と断水が直撃しやすい

戸建ては、停電や断水が来ると生活が一気に止まりやすいです。

マンションのように設備や管理の案内が入る場面が少ないぶん、

家の中で判断して回す必要が出ます。

だから戸建ては、まず水とトイレが大事です。

戸建ての弱み②:寒さ(暑さ)がそのまま効く

戸建ては、建物のつくりや地域によって、冬の冷えや夏の暑さが直撃します。

停電で暖房や冷房が止まると、体力が落ちやすくなります。

「体調が落ちる前に、過ごし方を決めておく」がポイントです。

戸建ての弱み③:防犯の不安が出やすい

戸建ては出入口が多かったり、窓が多かったりします。

停電で周辺が暗いと、余計に不安になりやすいです。

だから「何かを買い足す」より先に、

家の締め方・明かりの持ち方を決めておくと落ち着きます。

先に整える順番:戸建てはこの順で考えると迷わない

戸建てはできることが多い分、逆に迷いやすいです。

だから順番を固定します。

戸建ての最短順番

  1. :飲む水と生活水を分けて考える
  2. トイレ:流せない前提の切り替えを用意する
  3. 電源:ライトと充電の置き場所を決める
  4. 寒さ(暑さ):過ごし方の型を決める
  5. 防犯:締め方と明かりを固定する

この順で一つずつ整えると、備えが自然にまとまります。

戸建てでよくあるつまずき:家が広いほど散らばる

  • 備えを分散しすぎて、いざという時に探す
  • 屋外に置いて、出せなくなる(天候や安全)
  • 水とトイレを後回しにして、生活が先に詰まる

今日やること(これだけでOK)

  1. 水とトイレだけ先に確認する(不足より“運用”が決まっているか)
  2. ライトの定位置を作る(枕元と玄関)
  3. 家族で「困ったときの順番」を共有する(水→トイレ→電源)