地震直後は、気持ちも体も消耗します。
その中で「食べる」「飲む」が崩れると、次の判断がどんどん難しくなります。
ここで大事なのは、完璧な備蓄量を数えることではありません。
今あるものを、どう配分して回すかを先に決めることです。
このページの結論(最初に決める配分)
細かく数えると疲れます。
まずは、ざっくりで十分です。
ざっくり確認(これだけ)
ここで「足りないかも」と感じても大丈夫です。
配分を決めれば、無駄が減って回しやすくなります。
水が少ない状況ほど、飲用が他の用途に流れやすいです。
だから最初に、飲む水を別枠にします。
水の優先順位(シンプル)
ポイント:飲用を守るだけで、体調の崩れを避けやすくなります。ここを最初に固定すると安心です。
水は「残量を見て不安になる」より、
1日で使う上限を決めるほうが精神的にラクです。
| 目的 | 考え方 | 例(目安) |
|---|---|---|
| 飲用 | 体調優先。減らしすぎない | 大人で1.5〜2L/日を下回らない意識 |
| 調理 | 水を使わない食事へ寄せる | 湯戻し・加熱を最小に |
| 衛生 | 水で洗う前提を減らす | 拭く+必要時だけ少量 |
「飲む+簡単な調理」で、1人あたり3L/日をひとつの目安に考えると、配分を作りやすいです。
状況に合わせて前後して構いません。大事なのは、迷いを減らすことです。
断水や節水が必要な場面では、手洗いが難しくなります。
でも衛生をゼロにすると、体調も気持ちも崩れやすいです。
最低ライン(これだけ守る)
「洗えないなら終わり」ではなく、拭く運用を混ぜるだけで十分支えになります。
地震直後は、片付けに使う水と体力が貴重です。
食事は栄養の理想より、続く形を優先したほうが回ります。
回しやすい食事の考え方
ポイント:洗い物が増えるほど、水も気力も削られます。最初は「減らす設計」に寄せるほうが長持ちします。
地震直後は、家族ごとにやり方がバラバラになると疲れます。
だから、短いルールに寄せます。
最小ルール(例)
この3つが揃うと、家の中の消耗がかなり減ります。
食と水の配分が決まると、次は「この家に留まれるか」を落ち着いて考えやすくなります。
次のページで、避難する/しないの判断基準を整理します。