不安が強い人の防災|在宅避難で気持ちが折れない工夫(やることを減らす)

災害時は情報の多さ、暗さ、睡眠不足で不安が強くなりやすい。大切なのは気合ではなく、不安が増える条件を減らして「今日やること」を小さくすること。家に留まる前提で、落ち着くための動き方と、簡単にできる工夫を整理します。

不安が強い:気持ちが折れない工夫(やることを小さくする)

災害時に不安が強くなるのは、当たり前です。

むしろ、普通の反応です。

暗い、寒い、眠れない、情報が多い。

これが重なると、頭も体も疲れて、不安が増えやすくなります。

だからこのページは、気合の話ではなく、

不安が増える条件を減らす工夫に絞ります。

先に言うと:不安が強い時は、この順で整えるとラク

  1. 情報を減らす(見すぎない)
  2. 体を守る(冷え・水分・睡眠)
  3. やることを小さくする(今日だけにする)

1) 情報を減らす:見すぎるほど不安が増える

災害時は、情報を追えば追うほど不安が増えることがあります。

怖い映像、強い言葉、うわさ話。

頭が休まらないからです。

なので、情報は「必要な分だけ」にします。

情報の取り方(これで十分)

  • 見る場所を2〜3個に絞る
  • 短い時間で確認して終わりにする
  • SNSは補助(全部追わない)

「見ないと不安」でも、

見続けるほど不安が増えることがあるので、区切る方が楽です。

2) 体を守る:不安は“体の疲れ”で増える

不安って、頭だけの問題じゃなくて、体が疲れるほど増えます。

だから体の条件を整えるだけでも、少し楽になります。

最低限だけ意識すること

  • 冷え:足元を守る
  • 水分:少しずつ飲む
  • 睡眠:横になる時間を作る

完璧な睡眠じゃなくていいです。

横になるだけでも回復します。

3) やることを小さくする:「今日だけ」を決める

不安が強い時に「全部やらなきゃ」は一番きついです。

だから、今日やることは小さくします。

明日のことは、明日でOK。

今日やることの例(小さく)

  • 水を少し確保する
  • ライトを手元に置く
  • 寝る場所を整える

これだけでも「今夜を越える」力になります。

4) 暗さが不安:小さな灯りを近くに

真っ暗は不安が増えます。

でも強いライトは眩しいこともあります。

なので、手元だけ見える灯りがちょうどいいです。

  • 枕元にライト
  • トイレまでの道を少し見えるように

5) 音が不安:静かな時間を作る

テレビの音、ラジオ、周りの会話。

ずっと音があると疲れます。

だから、短い時間でも静かな時間を作ると落ち着きやすいです。

静かな時間の作り方

  • 情報を見る時間を決める
  • それ以外は音を減らす
  • 耳栓やイヤホンで休む

6) 家族がいる場合:一言で伝える合図を作る

不安が強い時は、説明するのもしんどいです。

だから短い合図を決めておくと助かります。

合図の例

  • 「今は休む」
  • イヤホンをしていたら話しかけない
  • この場所にいる時は静かにする

不安が強くて動けない時:まず“呼吸と水”だけ

何もできない時は、やることをもっと小さくしてOKです。

呼吸を整える、水を一口飲む。

それだけでも、少しだけ回復します。

今日やること(これだけでOK)

  1. 情報を見る場所を2〜3個に絞る(見すぎない)
  2. 枕元にライトと水を置く
  3. 「今日やること」を3つまでにする