冬の暖の備え方|停電中でも安全寄りで温まる考え方

冬の停電は「暖房が止まる」だけで体温が削られる。危ないのは無理な暖の取り方。まず冷やさない工夫を積み上げ、必要なら安全寄りの暖を足す考え方を在宅避難向けに整理します。

冬の暖:安全寄りの備え

冬の停電は、じわじわ効きます。

暖房が止まると、家の中でも体温が削られます。

ここで怖いのは、焦って「無理な暖の取り方」をしてしまうことです。

冬の在宅避難は、基本の順番があります。

冷やさない → それでも足りない分だけ暖を足す

この記事の結論(冬の順番)

  • まず冷やさない:重ね着・床・窓・寝具
  • 次に一部を温める:手足・首など
  • 暖房系は安全を最優先(換気・火・一酸化炭素に注意)

まずやる:冷やさない工夫が土台(道具より効く)

冬は、体温を逃がす原因を減らすだけでかなり違います。

土台になるもの

  • 重ね着(薄いものを重ねる)
  • 床の冷え(敷く・座る位置を変える)
  • 窓の冷え(カーテン・隙間を減らす)
  • 寝具(夜に体力を削らない)

ここが整うと、危ない暖房に頼りにくくなります。

次にやる:体の一部を温める(全体を暖めなくていい)

部屋全体を暖めようとすると、エネルギーが大きく必要になります。

在宅避難では、まず体の一部を温める方が現実的です。

温めやすい場所

  • 首(マフラーやネックウォーマー)
  • 手(手袋)
  • 足(靴下の重ね・室内履き)

ここが守れると、体感が変わります。

暖房系を使うなら:安全を先に決める

火や燃焼を使う暖房は、使い方を間違えると危険です。

ここは「気をつける」ではなく、

先にルールを決めておく方が安全です。

安全寄りのルール(例)

  • 換気をする(短時間でも)
  • 燃える物を近くに置かない
  • 寝る前は使わない(寝落ちが危ない)
  • 家族がいる時間に使う(見守れる)

「一人で夜に使う」ほどリスクが上がります。

一酸化炭素のリスク:目に見えないのが怖い

燃焼系の暖は、一酸化炭素のリスクがあります。

頭痛・吐き気・眠気など、体調不良に見えて危険なことがあります。

だから、換気のルールは最優先です。

家の中の“基地”を作る:一部屋を集中して守る

家全体を暖めるのが難しいなら、

一部屋に集まって過ごす方が現実的です。

布団や毛布、床の対策を集中できるからです。

考え方

  • 家族が集まる部屋を決める
  • 床と窓の冷えをそこで減らす
  • 寝る環境もそこに寄せる

次に読む:夏の冷(熱中症を避ける備え)

冬は冷えが危険ですが、夏は熱が危険です。

次の記事では、停電時に熱中症を避ける「夏の冷」の備え方を整理します。

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