小学生の防災|学校からの帰宅ルートと連絡ルール(迷わない準備)

小学生がいる家は、災害時に「学校からどう帰るか」で混乱しやすい。迎えに行く/行かないの判断、帰宅ルート、集合場所、連絡の取り方を先に決めておけば安心。子どもに伝えやすい形で、家に留まる前提の準備を整理します。

小学生:学校からの帰宅ルート(迎えに行く?どう帰る?を先に決める)

小学生がいる家でいちばん困りやすいのは、

「学校からどう帰る?」がその場で決まらないことです。

地震、停電、通信が不安定。

大人は迎えに行きたいけど、道が危ないかもしれない。

子どもは不安で動けないかもしれない。

だからここは、物より先にルールを決めた方が安心です。

先に言うと:決めるのはこの4つだけでOK

  • 迎えに行くかどうか:どんな時に行く?行かない?
  • 帰り道:いつもの道がダメな時の「もう1本」
  • 集合場所:帰れない時の待ち合わせ
  • 連絡の決め事:誰に・何を・どう送るか

まず決める:迎えに行く?行かない?

ここが曖昧だと、親も子も落ち着きません。

「行きたい気持ち」と「安全に行けるか」は別なので、

行く条件を先に決めておくのが大事です。

決め方の例(家に合わせてOK)

  • 基本は学校の指示に従う
  • 道が危ない時は無理に動かない
  • 迎えに行くなら「誰が行くか」も決める

「とりあえず行く」は、逆に危ないことがあります。

迷うなら、学校の指示を待つを基本にしておくとラクです。

帰り道:いつもの道+もう1本(子どもに言える形で)

災害時は、いつもの道が通れないことがあります。

だから帰り道は、

いつもの道もう1本だけ決めます。

帰り道で気をつけたい場所

  • ブロック塀の近く
  • 川や水路の近く
  • 工事現場・崖・古い建物の近く
  • 信号が消える大きな交差点

子どもには難しく言わず、

「ここは近づかない」「こっちの道を通る」みたいに、短く伝えるのがコツです。

集合場所:帰れない時は「ここで待つ」

一番怖いのは、子どもが不安でウロウロすることです。

帰れない時は「ここで待つ」を決めておくと、探すのが一気に楽になります。

集合場所の考え方

  • 家から近い(でも危ない場所じゃない)
  • 人が集まりやすい
  • 子どもが説明できる

集合場所はたくさんいりません。

1か所で十分です。

連絡:やり取りを増やさない(短文1本でOK)

災害時は、通信が不安定になります。

長い連絡や何往復もするやり取りは、かえって難しいです。

だから連絡は「短文で1本」を基本にします。

子どもに伝える連絡ルール

  • 「勝手に帰らない」より、まず「先生の話を聞く」
  • 連絡できたら短く(できなかったら無理に何度も押さない)
  • 困ったら「集合場所」へ(ウロウロしない)

持ち物:ランドセルに「これだけ」で十分

持ち物を増やしすぎると、結局続きません。

小学生なら、最低限でOKです。

あると助かるもの(最低限)

  • 連絡先(紙で)
  • 小さいライト(または反射材)
  • 水(少し)

「持たせる」より、

どこに入れるかを決めておく方が大事です。

家で一回だけ練習:言えるかどうか

子どもは「分かったつもり」になりやすいです。

なので一回だけ、口に出して言えるかを見ます。

確認する3つ

  1. 帰り道(いつもの道/もう1本)
  2. 集合場所(ここで待つ)
  3. 連絡(短文で1本、無理なら集合場所)

今日やること(これだけでOK)

  1. 迎えに行く条件を1つ決める(基本は学校の指示)
  2. 帰り道を「いつもの道+もう1本」にする
  3. 集合場所を1つ決めて、子どもが言えるか確認する