地震は「揺れが収まったら終わり」ではありません。
むしろ危ないのは、その後に来る余震です。
余震のたびに、落下物・家具転倒・ガラス破片のリスクが積み上がります。
ここで大事なのは、部屋を元に戻すことではなく、
次の揺れでケガしない状態を作ることです。
このページの結論(余震対策の優先順位)
余震が続くと、家族がバラバラに動くほど危険が増えます。
まずは「いったん集まる場所」を決めます。
待機場所の条件
ポイント:ここが決まると、余震が来ても「どこへ行くか」で迷わずに済みます。
揺れ直後は、床に破片や物が散らばりがちです。
まずは“片付け”ではなく、歩ける通路を作ります。
通路づくり(短時間でOK)
コツ:通路ができると、余震のたびに転ぶリスクが下がります。家の中のストレスも減ります。
余震で一番多いのは「落ちてくる」です。
棚の上、冷蔵庫の上、吊り戸棚の中。
ここは“全部片付け”ではなく、危ない物を優先して下ろします。
| 場所 | 危ないもの | やること |
|---|---|---|
| 棚の上 | 本・箱・置物 | 床へ置く(まとめて低い位置へ) |
| キッチン | 皿・瓶・調味料 | 落ちそうな物だけ下ろす/扉は閉める |
| 冷蔵庫上 | 収納ケース・家電 | 一時的に撤去して床へ |
| 玄関周り | 傘立て・花瓶 | 倒れない位置へ移動 |
ポイント:「低くする」だけで落下リスクは大きく下がります。元に戻すのは後で大丈夫です。
家具の固定ができていない場合、余震で倒れる可能性があります。
今すぐできることは、固定ではなく距離を取ることです。
今すぐの対策(現実的)
家具転倒の対策は次のページで、より具体的に整理します。
揺れ直後に確認していても、余震で状況が変わることがあります。
短時間でいいので、火元はもう一度見ます。
見るポイント(短く)
ポイント:「危ないかも」と感じたら、近づきすぎず、まず離れる判断を優先します。
余震の間は、全員が同じことをやろうとすると混乱します。
役割を2つに分けると、動きが揃いやすいです。
役割分担(例)
余震対策で次に効くのが、家具転倒のリスクを下げることです。
次のページで「今すぐできること」「後からやること」を分けて整理します。