防災セットは「入っている物の数」ではなく、在宅避難で困る順(トイレ・水・明かり)に耐えられるかで選ぶ。買ってから後悔しない3つの基準と、避けたい落とし穴をまとめます。
給水袋とポリタンクの選び方|在宅避難で後悔しない条件
断水時は「水がある」だけでは足りず、運べないと詰まる。給水袋とポリタンクは、運びやすさ・注ぎやすさ・置ける形で選ぶのがコツ。失敗しない条件と使い分けをまとめます。
断水が起きたとき、意外と見落とされがちなのがここです。
「水を運べない」。
備蓄があっても、給水所で水をもらう段階になったら、運ぶ道具がないと詰まります。
だから給水袋やポリタンクは、スペックより使う場面で選ぶのが正解です。
この記事の結論(失敗しない条件)
水は、1Lで約1kgです。
つまり、10Lなら約10kg。
給水所までの距離や階段、混雑を考えると、重さの負担は想像以上です。
考え方
「大容量を一気に」より、「運べる量を確実に」
給水袋(ウォータータンクバッグ)は、使わないときに畳めるので保管がラクです。
ただし、水を入れると形が不安定になりやすいので、持ち運びで揺れます。
給水袋は「入れる」より「運ぶ」「注ぐ」で差が出ます。
ポリタンクは、形がしっかりしているので、運ぶときも注ぐときも安定します。
その代わり、普段の置き場を取ります。
在宅避難では「置いたまま使える」は強いです。
どちらか一つに決めるのが難しいなら、組み合わせがラクです。
使い分けのイメージ
運ぶ道具と、家で使う道具を分けると、ストレスが減ります。
ありがちなのが、安心感で大容量を買う → 運べない、というパターンです。
特に、階段や距離があると、途中で手が痛くなったり、こぼしてしまったりします。
だから「何Lが運べるか」は、家の条件(距離・階段・家族の体力)で決めるのが安全です。
水の備えは、備蓄と運搬だけでなく、「飲める形にする」も関わります。
次の記事では、災害向けの浄水器をどう見ればいいか、現実的に整理します。