簡易トイレ:困る前に最低限|在宅避難の防災マニュアル

在宅避難で一番つらいのは「トイレ」です。断水や下水の問題で流せない前提で、最低限そろえる物・必要量の目安・家での使い方まで、迷わないようにまとめます。

簡易トイレ:困る前に最低限|「これだけは先に」最低ラインの決め方

在宅避難で、いちばん早くしんどくなるのが「トイレ」です。

水や食べ物は工夫で乗り切れても、トイレは我慢が続くと体調と気持ちが一気に崩れます。

だからトイレだけは、困る前に最低限を先に決めておくのが安心です。

※本ページはプロモーションを含みます。掲載内容(価格・在庫・仕様)は変わることがあります。

このページの結論(簡易トイレは3つで足ります)

  • ① 汚物袋(便器にかぶせる大きめの袋)
  • ② 凝固剤(固めて漏れを減らす)
  • ③ 防臭の外袋(においを家に出さない)

「簡易トイレ」といっても種類はいろいろありますが、在宅避難の最初はこの3つがあれば動けます。

まず決める:必要量の目安(ざっくりでOK)

細かく計算しすぎると止まるので、目安はシンプルにします。

だいたい1人1日5回くらいと考えて、まずは3日分を作るのが現実的です。

必要量の目安(ざっくり)

  • 1人:5回 × 3日 ≒ 15回分
  • 2人:15回分 × 2 ≒ 30回分
  • 4人:15回分 × 4 ≒ 60回分

ここに少し余裕を足して、「回数で買う」と迷いにくいです(例:50回分、100回分など)。

いちおしの考え方:買うなら「防臭袋つき」寄り

簡易トイレで後悔しやすいのは、固めてもにおいが残ることです。

だから、買うなら「凝固剤+汚物袋」に加えて、防臭の外袋がセットになっているタイプが扱いやすいです。

※同じ「回数」でも、袋のサイズや付属品が違うことがあります。購入ページで「何が何枚入っているか」だけは見てから選ぶと安心です。

家での使い方(流せない前提で、手順を固定)

いざという時に迷わないよう、使い方はいつも同じにします。

使い方(Step1〜5)

  • Step1:便器に大きめの袋をかぶせる(便器を覆う)
  • Step2:座って使う(足元が不安ならライトを先につける)
  • Step3:凝固剤を入れて固める
  • Step4:内袋をしっかり結ぶ
  • Step5:防臭の外袋に入れて、さらに口を結ぶ

ポイントは、「二重にして閉じる」ことです。

これでにおいと漏れのストレスが大きく減ります。

よくある失敗(ここだけ避ければ大丈夫)

簡易トイレは、買うより「使い方」で差が出ます。

避けたい失敗

  • 防臭の外袋がない → 家の中がつらくなる
  • 袋が小さい → 便器にかからず扱いにくい
  • 保管場所がバラバラ → 探している間に困る
  • 処分を急ぐ → 無理に外へ出してトラブルになる

袋と凝固剤は、できれば同じ箱(同じ袋)にまとめておくと安心です。

保管のコツ:処分できるまで「密閉して置ける形」にする

災害直後は、ゴミ収集が通常通りにならないことがあります。

だから「すぐ捨てる」前提ではなく、一時的に置ける形にします。

一時保管のコツ

  • 防臭袋に入れて口を結ぶ(これが基本)
  • さらに、フタ付きの容器や丈夫な箱にまとめると安心
  • 置き場所は、生活空間から少し離れた場所(換気しやすい所)

「置き場」だけ先に決めておくと、当日の判断が減ります。

一緒に用意するとラクなもの(最小追加)

簡易トイレは、周辺が少しあると一気に扱いやすくなります。

ただし増やしすぎないために、追加は最小で。

最小追加(どれか2〜3点でOK)

  • 使い捨て手袋(片付けが早い)
  • ウェット・アルコール(手指と便座まわり)
  • 小さめのライト(夜の不安を減らす)
  • 予備の袋(回数より「袋が足りない」が起きやすい)

家のトイレが使えない場合(座れる形を作る)

家のトイレに入れない、壊れている、衛生的に不安…という場合もあります。

そのときは「座れる形(簡易便座)」があると負担が減ります。

座れる形の考え方

  • 段ボール・折りたたみの簡易便座(耐荷重と安定性を確認)
  • 袋と凝固剤は同じように使える(手順は変えない)

ここも大事なのは「豪華」より、いつも同じ手順で使えることです。

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