車なしの在宅避難|給水・買い出し・移動で困らない備え方と考え方

車がないと、給水や買い出しは「行く」より「持ち帰る」が大変。重い物を運べない前提で、回数を減らす・運べる単位にする・家族で役割を決めるなど、車なしでも在宅避難を回すコツを整理します。

車なし:給水・買い出し・移動の現実(運べない前提で整える)

車がないと、災害時に不安になりやすいです。

給水に行けるのか、買い出しできるのか、子どもや荷物を抱えて動けるのか。

でも実際は、「車がないこと」より、

重い物を運べない前提で準備できているかで差が出ます。

車があっても渋滞や通行止めで動けないこともあります。

だから、ここでは「徒歩で回る」形を作ります。

先に言うと:困りやすいのはこの順番

  • :取りに行けても持ち帰れない
  • 買い出し:戻りの荷物で体力が削られる
  • 移動:雨・寒さ・夜の暗さが負担になる
  • 家族対応:子ども・高齢者・ペットがいると一気に大変

車なしで一番きついのは「持ち帰り」

徒歩の問題は「遠い」より「重い」です。

給水も買い出しも、行けるのに戻れない…が起きやすくなります。

だから対策はシンプルで、

回数を減らす運べる単位にする役割を決めるの3つです。

給水:水は「量」より「持てる形」で考える

水は一度にたくさん持つほど危険です。

疲れて転んだり、手がふさがって危なくなったりします。

車なしの給水でラクになる考え方

  • 「一回でまとめて」より、持てる量を複数回にする
  • 飲む水と生活に使う水は、使い道を分けて無駄を減らす
  • 行く人・受け取る人を決めて、家の中の動きも止めない

水は“たくさん”より“回る”が大事です。

買い出し:重い物を避けるだけで急にラクになる

車なしの買い出しは、戻り道で体力を削りやすいです。

ここで無理をすると、次の日から生活が回りにくくなります。

買い出しで意識したいこと

  • 重い物(飲料など)を一度に持たない
  • 軽くて回る物を優先する
  • 「ついで」を増やさず、短く・早く帰る

遠くへ行くより、近くで済ませる方が安全な場面も多いです。

移動:雨・寒さ・夜が負担を増やす

徒歩は、天候と時間帯で難しさが跳ね上がります。

とくに夜は暗く、足元が危なくなります。

移動の負担を減らすコツ

  • 移動は「まとめて」ではなく、必要最小限にする
  • 暗い時間に動く前提なら、ライトの定位置を決める
  • 寒い・暑い時期は、移動回数を減らす工夫を優先する

子ども・高齢者・ペットがいる場合:外出の前提を変える

家族の条件があると、徒歩の負担は一気に増えます。

  • 子どもがいて抱っこが必要
  • 高齢者がいて転倒が心配
  • ペットがいてケージや衛生が必要

この場合は「行けるか」ではなく、

行かなくて済む形を優先すると安心です。

家の中の工夫:外に出る回数を減らすと一気に楽になる

車なしの在宅避難は、外出回数が増えるほど疲れやすいです。

だから、家の中を整えて「出なくていい時間」を作る方が効きます。

出なくていい時間を増やすポイント

  • 水は「飲む/生活」で使い道を分けて、無駄を減らす
  • 食は“作る”より“そのまま食べられる”寄りにする
  • トイレは流せない時の切り替えを用意しておく

よくあるつまずき:がんばって運んで疲れ切る

  • 一度に運びすぎて翌日動けなくなる
  • 荷物が手をふさいで転びやすくなる
  • 必要以上に外へ出て、体力と時間が削られる

今日やること(これだけでOK)

  1. 水と買い出しは「持てる量」で考える(無理にまとめない)
  2. 外へ出る回数を減らすために、家の中の回し方を決める
  3. 家族がいるなら、行く人/受け取る人の役割を決める