非常食の選び方|味より大事な基準はこの3つ

非常食は「美味しいか」より、食べられる条件(温め不要・水不要・食欲が落ちても食べやすい)が重要。在宅避難で失敗しない3つの基準と、買う順番をまとめます。

非常食:味より大事な基準

非常食を選ぶとき、つい「美味しそう」「有名だから」で選びたくなります。

でも在宅避難で本当に困るのは、味よりも“食べられる条件が揃っていない”ことです。

災害時は、疲れや不安で食欲が落ちたり、温められなかったり、水が貴重になったりします。

だから非常食は、先に味以外の基準を決めておくと失敗が減ります。

この記事の結論(味より大事な3つ)

  • 基準①:そのまま食べられる(温め不要・手間が少ない)
  • 基準②:水を使わずに食べられる(水が貴重でも成立)
  • 基準③:食欲が落ちても口に入る(食感・量・飽きにくさ)

先に決める:非常食は「種類」より「場面」で選ぶ

非常食は、ひとことで言うと「災害時の食事」ですが、場面が違うと必要も変わります。

在宅避難で起きやすい場面

  • 停電で温められない
  • 断水で洗い物が増やせない
  • 疲れて作る気力がない
  • 不安で食欲が落ちる

この場面に耐えられるかが、味より重要です。

基準①:そのまま食べられる(温め不要が強い)

災害時は、温められる前提が崩れることがあります。

もちろん温かい方が落ち着きますが、最初は温めなくても食べられるものが土台です。

チェックポイント

  • 開けたらすぐ食べられる
  • 手が汚れにくい
  • 食器が要らない(または最小)

「食べられる」までの手順が少ないほど、疲れているときに助かります。

基準②:水を使わずに食べられる(水が貴重でも成立)

非常食で意外と落とし穴になるのが、水です。

たとえば、乾麺やアルファ米は便利ですが、水やお湯が必要になることがあります。

水が十分に確保できていない段階では、水なしで成立する食事があると安心です。

考え方

  • 最初は水なしで食べられるものを厚めにする
  • 余裕が出たら、水や加熱を使うメニューを増やす

基準③:食欲が落ちても口に入る(ここが地味に効く)

災害時は、意外と食欲が落ちます。

だから「普段なら食べる」のに、災害時は無理、が起きます。

チェックポイント

  • 量が重すぎない(食べ切れる)
  • 食感が単調すぎない(飽きるとつらい)
  • 甘い・しょっぱいなど、味の方向が分かれている

家族がいる場合は、好みの差もあるので、味の方向を分けておくと安心です。

よくある失敗:主食だけ揃えて「気持ちが折れる」

非常食は主食を揃えがちですが、主食だけだと気持ちが折れやすいです。

災害時は、食事が「落ち着く時間」になるので、

  • 少しでも“楽しみ”になるもの
  • 気分転換になるもの

これがあるだけで違います。

買う順番:まず“今日食べられる”ものから

迷ったら、買う順番はこうです。

買う順番(迷わない)

  • 1)水なし・温めなしで食べられるもの
  • 2)主食を増やす(3日→7日へ)
  • 3)加熱や調理が必要なもの(余裕があるときに)

この順にすると、備えが「買ったのに不安」になりにくいです。

次に考える:3日用と7日用で揃え方を変える

非常食は、日数が伸びると「飽き」と「調理の手間」が効いてきます。

次の記事では、3日用と7日用でどう揃え方を変えるかを整理します。

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