ポータブル電源の容量の考え方|何に使うかで迷いを終わらせる

ポータブル電源はWhの数字だけ見ても選べない。スマホ・照明・扇風機など「使いたいもの」を先に決め、何時間・何回の目安に落として容量を決める考え方を在宅避難向けに整理します。

容量の考え方(何に使うか)

ポータブル電源で一番迷うのが、容量です。

Wh(ワット時)などの数字が出ても、ピンと来ないですよね。

結論から言うと、容量は「大きいほど安心」で決めると後悔しやすいです。

在宅避難で必要なのは、

何に使うか → 何時間・何回欲しいかに落として決めることです。

この記事の結論(容量の決め方)

  • まず使いたいものを3つ以内に絞る
  • 次に時間(何時間)/回数(何回)で目安を作る
  • 最後に、運用(置き場・重さ・充電)に合う容量にする

ステップ1:使いたいものを「3つ以内」に絞る

ポータブル電源で何でも動かそうとすると、容量が跳ね上がります。

在宅避難で現実的なのは、まず目的を絞ることです。

よくある目的(例)

  • スマホ(連絡・情報)
  • 照明(ランタン・ライト)
  • 扇風機(夏)/電気毛布(冬)

この中から「自分の家で本当に困るもの」を先に決めると、容量が自然に決まります。

ステップ2:時間・回数で目安を作る(数字に強くなくてOK)

容量は、本当は「消費電力×時間」で考えます。

でも、細かい計算が面倒なら、まずは目安で十分です。

スマホ:何回充電したい?

停電中に一番守りたいのがスマホです。

家族の台数と、1日あたりの充電回数を想像すると、目安が作れます。

  • 家族のスマホは何台?
  • 1日何回充電したい?(情報を見るなら回数が増える)

「何回分あれば安心か」が見えると、容量が絞れます。

照明:何時間点けたい?

照明は、夜の時間が中心です。

在宅避難なら、家族が集まる部屋を何時間照らしたいかで考えるとラクです。

  • 夜の時間帯に何時間欲しい?
  • ライト・ランタンの数は?

扇風機/電気毛布:何時間回したい?

ここは季節で効き方が変わります。

真夏は熱中症、真冬は低体温のリスクがあるので、

「1日ずっと」ではなく「危ない時間帯を守る」発想が現実的です。

考え方

  • 暑い時間だけ扇風機を回す
  • 寝る前〜明け方だけ電気毛布を使う

守る時間が決まれば、必要容量も絞れます。

ステップ3:容量を上げる前に「運用」を確認する

容量が大きいほど、重くなり、充電に時間がかかります。

在宅避難では、

使える形で置けるかが先です。

運用チェック

  • 置き場所は決まる?(家族が分かる)
  • 重くても動かせる?
  • 普段から充電しておける?

運用できない大容量は、結局使われません。

よくある落とし穴:「家電を動かしたい」欲が膨らむ

ポータブル電源を見ると、あれもこれも動かしたくなります。

でも災害時にまず必要なのは、

連絡(スマホ)と明かり(照明)です。

そこが守れた上で、季節の困りごと(暑さ寒さ)を足す。

この順にすると、無駄が減ります。

次に読む:出力(使える家電・使えない家電)

容量が決まっても、出力が足りないと家電が動きません。

次の記事では、出力の考え方を「使える/使えない」で整理します。

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