オフライン地図の準備|回線なしでも迷わない避難ルートの作り方

災害時は回線が落ちて地図が開けないことがある。だから事前にオフライン地図を用意して「避難所・給水・病院・家族の集合」を保存しておくのが強い。保存の手順、メモの残し方、紙地図の保険まで実用的に整理。

オフライン地図:迷わない準備(回線なしでも動ける)

災害時は、地図が見られる前提が崩れます。

回線が落ちる、混雑する、電池が減る、で「地図が開かない」が普通に起きます。

そこで強いのが、オフライン地図です。

結論として、オフライン地図は「設定のコツ」ではなく、保存する場所を固定すれば迷いが消えます。

この記事の結論(オフライン地図はこの4つだけ保存)

  • 避難所(第2集合)
  • 給水(近所の候補)
  • 病院(夜間でも行ける候補)
  • 家族の集合(第1集合の目印)

なぜ必要?地図は“回線がないと詰む”ことがある

地図アプリは、表示のたびにデータを読み込むことがあります。

災害時に回線が不安定だと、読み込みが止まり「白い画面」になったり、現在地が更新されないことがあります。

だから「回線なしでも見られる状態」を作っておくのが安全です。

保存する場所を固定:迷いを消す4点セット

オフライン地図は、保存範囲を広げすぎると手間が増えて続きません。

まずは、生活に直結する4点だけに絞ります。

保存する4点

  • 避難所:第2集合に決めた場所
  • 給水:近所の候補(1〜2か所で十分)
  • 病院:緊急時に行く候補(夜間想定)
  • 第1集合:家の外の集合目印(近所)

「観光地みたいに全部」をやると続かないので、必要最小にします。

保存の基本:範囲は“家から動ける距離”で十分

保存範囲を広くすると容量も手間も増えます。

まずは、家から歩ける範囲で十分です。

  • 自宅周辺
  • 避難所までのルート周辺
  • 給水・病院の周辺

「遠方まで保存」は、必要になった時に追加すればOKです。

地図の中に“メモ”を残す:家族で共有できる形にする

オフライン地図は、保存するだけだと当日探しにくいことがあります。

場所を保存(お気に入り)して、名前を分かりやすくすると迷いが減ります。

名前の付け方(迷わない)

  • 「第2集合:○○避難所」
  • 「給水候補:○○公園」
  • 「病院候補:○○病院」
  • 「第1集合:○○(目印)」

家族で同じ名称にすると、口頭でも共有しやすくなります。

当日の使い方:地図は“必要な時だけ開く”

回線が不安定な時に地図を何度も読み込むと、電池が削れます。

だから地図は、必要な場面だけ使います。

使う場面(最小)

  • 避難所・集合へ向かう時
  • 給水へ向かう時
  • 夜間や悪天候で迷いやすい時

「不安だからずっと地図を見る」は電池と判断力を削ります。

紙の保険:電池ゼロでも迷わないための最小策

オフライン地図があっても、電池が切れれば終わりです。

だから、紙の保険を1つ持つと強いです。

  • 近所の地図を印刷しておく
  • 避難所の行き方をメモする
  • 「目印」を言葉で書く(○○の角を右、など)

完璧な地図は不要で、迷わないだけで十分です。

よくある失敗:準備したつもりで当日迷う

  • 保存範囲が広すぎて途中でやめる
  • 保存だけして名前を付けないので探せない
  • 地図を見続けて電池が減る
  • 紙の保険がないので電池ゼロで詰む

今日やること(最短)

  1. 地図に「第1集合」「第2集合」「給水」「病院」を保存して名前を付ける
  2. 自宅〜避難所の周辺だけオフライン保存する
  3. 紙の保険として、避難所への行き方を短くメモする