災害アプリの選び方|入れすぎない最小セットと使う順番

災害時は回線が落ち、アプリが動かないこともある。だから「入れる数」より「使える前提」で選ぶのが正解。通知の使い分け、地図・警報・自治体情報の最小セット、入れた後にやる設定まで、迷わない基準で整理します。

災害アプリ:入れる前に選ぶ基準(最小で回す)

災害アプリは、入れておけば安心…に見えますが、実際は逆です。

災害時は回線が不安定で、アプリが重いほど動かず、通知が多いほど混乱します。

結論として、災害アプリは入れすぎない方が強いです。

必要なのは「最小セット」と「使う順番」です。

この記事の結論(災害アプリはこの基準で絞る)

  • 軽くて速い:重いアプリは災害時に死にやすい
  • 通知が整理できる:鳴り続けると判断が崩れる
  • 役割が被らない:同じ系統を増やさない
  • 使う順番が決まる:迷いを減らすのが目的

まず前提:アプリは“回線がある時だけ”強い

アプリはネットや通信があって初めて力を発揮するものが多いです。

だから「回線が落ちたら終わり」にならないように、

ラジオ・紙メモ・オフライン地図など、別経路も持つのが基本です。

災害アプリの役割は3つだけ(ここ以外は増やさない)

入れるなら、役割が被らない3カテゴリに絞ると迷いが減ります。

役割3カテゴリ

  • 警報・速報:危険を早く知る
  • 自治体・避難情報:避難所・給水など生活情報
  • 地図:移動が必要な時に迷わない

この3つが揃えば十分です。

選ぶ基準:迷ったら“軽さ”と“通知の整理”で決める

災害時にアプリが役立たない理由は、だいたい次のどちらかです。

  • 重くて開かない
  • 通知が多すぎて混乱する

だから基準はここです。

入れる前のチェック

  • 起動が速い
  • 通知のON/OFFを細かく調整できる
  • 必要な情報だけ見られる(機能盛りすぎは不要)
  • 家族でも使える(複雑だと当日使わない)

最小セットの作り方:まずは“1カテゴリ1本”

アプリは増やすほど迷います。

だから最初は、カテゴリごとに1本だけ入れるのが最短です。

  • 警報・速報:1本
  • 自治体・避難情報:1本
  • 地図:1本(オフライン化できると強い)

「念のため」で同じ役割を2本にすると、通知が増えて判断が鈍ります。

入れたら終わりじゃない:設定で“当日動く形”にする

災害アプリは、入れただけでは当日使えないことが多いです。

最低限、ここだけは触っておくと失敗が減ります。

最低限の設定

  • 通知:本当に必要なものだけON(全部ONはやめる)
  • 位置情報:必要な時だけ許可(常時は電池が減る)
  • ログイン:必要なら事前に済ませる(当日詰む原因)
  • 地図のオフライン:可能なら事前に保存しておく

使う順番:迷いを減らすための“固定”

災害時に情報を追いすぎると、動けなくなります。

アプリは順番を固定して、短時間で済ませます。

最短の順番

  1. 警報:危険の有無だけ確認
  2. 自治体情報:避難・給水など必要な行動だけ拾う
  3. 地図:移動が必要な場合だけ開く

ニュースやSNSに流れる前に「必要な行動」を決めるのが目的です。

よくある失敗:アプリが多いほど不安が増える

  • 通知が鳴り続ける:焦って判断が雑になる
  • アプリを入れすぎ:どれを見ればいいか分からない
  • ログインが必要:当日入れずに詰む
  • 地図をオフライン化していない:回線が落ちると迷う

今日やること(最短)

  1. アプリは「警報・自治体・地図」で各1本に絞る
  2. 通知を必要最小に整理する(全部ONをやめる)
  3. 地図がオフライン対応なら、家の周辺を保存しておく