災害時のラジオ活用|情報源を分散して迷いを減らす聞き方と準備

回線が落ちても入ってくる情報源がラジオ。AM/FM・ワイドFM・手回し・乾電池・車載ラジオまで、持ち方の選び方と運用のコツを整理。聞く時間を固定し、必要な情報だけ拾って不安を増やさない使い方をまとめました。

ラジオ:情報源を分散する(スマホが死んでも回る)

災害時は、スマホが使えなくなる前提で備える方が安全です。

回線が落ちたり、電池が切れたりすると「情報が入らない不安」が一気に増えます。

その不安を落とすのが、ラジオです。

結論として、ラジオは「持っている」だけで強く、さらに運用を固定すると迷いが減ります。

この記事の結論(ラジオはこの型で回す)

  • 情報源を分散:スマホ一本足をやめる
  • 聞く時間を固定:ずっと聞かない(不安と電池を抑える)
  • 拾う情報を絞る:必要なことだけメモする

ラジオが強い理由:回線が死んでも情報が入る

ラジオは、ネット回線やアプリの混雑と別系統で動きます。

つまり「スマホが沈む」状況でも、情報が入る経路を残せます。

情報が入るだけで、人は落ち着きやすくなります。

どのラジオがいい?選び方はシンプル

細かいスペックより、災害で使える条件を満たすかが重要です。

選び方(優先順位)

  • 電源:乾電池で動く(これが最強)
  • 受信:AM/FMが聴ける(地域によってはワイドFMが便利)
  • 操作:簡単にチャンネルを合わせられる
  • ライト充電機能があると便利(ただし“おまけ”扱い)

「多機能」より「確実に聴ける」が勝ちです。

実は最短:すでにある“ラジオ”を使う

新しく買わなくても、すでに家にある手段で代替できます。

  • のラジオ(車中避難の時も有効)
  • 古い携帯音楽プレーヤーにラジオ機能がある場合

まずは「今ある経路」を確保しておくと安心です。

運用が大事:ずっと聞かない(聞く時間を固定)

ラジオをつけっぱなしにすると、情報が多すぎて疲れます。

さらに、家族の不安も増えやすいです。

だから、ラジオは聞く時間を固定して運用します。

聞く時間の例

  • 毎時00分〜10分だけ
  • 朝・昼・夕の3回だけ
  • 避難所のアナウンスに合わせて短時間

「必要な時に短く」が一番続きます。

拾う情報を絞る:聞くべきはこの4つ

災害時の情報は多すぎます。全部追うと疲れて判断が鈍ります。

ラジオでは、次の4つだけ拾えば十分です。

拾う情報(最小)

  • 危険:余震・浸水・土砂などの注意
  • 生活:給水・支援・避難所の情報
  • 交通:通行止め・復旧状況
  • ライフライン:停電・復旧の目安

それ以外は、心を削るだけで役に立たないことがあります。

メモのコツ:短く残して、家族で共有する

ラジオは流れていくので、必要なことだけ短くメモします。

  • 時間
  • 要点(給水場所/注意点など)

メモがあると、家族間で「言った/言わない」が減ります。

よくある失敗:情報で不安が増える

  • つけっぱなしで疲れて動けなくなる
  • 噂と混ぜる(SNSと同時に追って混乱する)
  • 全部追う(必要以上に心が削れる)

今日やること(最短)

  1. 家の中でラジオが使えるか一度確認する(車のラジオでもOK)
  2. 乾電池が必要なら、ラジオ用に少し確保する
  3. 「聞く時間」と「拾う情報4つ」を家族で共有する