家族連絡のルール化|災害時に連絡が取れない前提で決める最小セット

災害時は連絡が取れない前提で「どこへ行く・いつ確認・何を送る」を固定すると迷いが消えます。集合場所の決め方、短文テンプレ、安否確認の順番、子どもがいる場合のルールまで、家庭でそのまま使える形で整理。

家族連絡:ルール化が最強(連絡できない前提で決める)

災害時の家族連絡は、「繋がるかどうか」より、

繋がらない時にどう動くかで勝敗が決まります。

連絡が取れない状況で、それぞれが独自判断を始めると、合流できずに不安が増えます。

結論はシンプルで、家族連絡はルール化が最強です。

この記事の結論(決めるのは3つだけ)

  • どこへ行く:集合場所/避難先の順番
  • いつ確認する:連絡の“確認時刻”を固定
  • 何を送る:短文テンプレを固定

まず決める:集合は「2段階」にすると崩れない

家族の合流は、1か所だけにすると失敗しやすいです。

だから「近い集合」と「最終合流」を分けます。

集合ルール(2段階)

  • 第1集合:家の外で、すぐ集まれる場所(例:近所の安全な目印)
  • 第2集合:連絡不能でも辿れる場所(例:指定避難所/親族宅)

ポイントは、「迷ったらここ」を固定することです。

連絡の確認時刻を固定:ずっと触らないための仕組み

連絡が取れない時ほど、スマホを触り続けて電池が削れます。

だから「確認時刻」を先に決めます。

確認時刻の例(家庭で回しやすい型)

  • 毎時00分だけ確認する
  • 2時間に1回(例:10時・12時・14時)
  • 朝・昼・夕の3回だけ

確認時刻以外は触らない。これだけで電池と不安が同時に減ります

短文テンプレを固定:「通る確率」と「誤解防止」を両立

災害時に長文を送ると、通りにくく、読んだ側も判断が遅れます。

短文の型を固定すると、通りやすく、誤解も減ります。

短文テンプレ(この3点だけ)

  • 無事
  • 現在地/行き先
  • 次の確認時刻

コピペ用テンプレ

  • 「無事。現在地:○○。次の連絡:○時。」
  • 「無事。移動先:○○へ。集合ルール通り。」
  • 「無事。節電運用に切替。次回○時確認。」

安否確認の順番:全員が“同じ順”で動くと迷いが消える

家族の誰かが「探しに行く」と、すれ違いが起きやすいです。

探すより、ルール通りに合流した方が成功率が上がります。

順番(最短)

  1. まず第1集合へ(家の外の集合)
  2. 一定時間待つ(例:15〜30分)
  3. 来なければ第2集合へ移る
  4. 連絡は確認時刻に短文テンプレだけ送る

「待つ/移動する」を決めておくと、焦って動いて失敗する確率が下がります。

子どもがいる場合:子ども側にも“持たせる”

連絡が取れない状況では、子どもが親の情報を持っていることが強いです。

  • 親の名前と電話番号のメモ
  • 集合場所(第2集合)の名前
  • アレルギーや持病があれば一言

メモは落としにくい場所(名札ケース・ポケット奥など)に入れます。

よくある失敗:善意で崩れるパターン

  • 探しに行く:すれ違いで合流できなくなる
  • 確認し続ける:電池が尽きる
  • 長文を送る:通らない/誤解が増える
  • 集合場所が曖昧:判断が割れる

今日やること(最短)

  1. 集合場所を「第1集合/第2集合」で1つずつ決める
  2. 確認時刻を決める(例:毎時00分)
  3. 短文テンプレを家族で共有する(コピペでOK)