ポータブル電源の出力とは?|使える家電・使えない家電の分かれ目

ポータブル電源は容量があっても「出力」が足りないと家電が動かない。AC出力の見方、W数での分かれ目、在宅避難で優先すべき家電の考え方を分かりやすくまとめます。

出力:使える家電・使えない家電

ポータブル電源で、もう一つの大きな落とし穴が「出力」です。

容量(Wh)が十分でも、出力(W)が足りないと、

家電が動かないことがあります。

逆に言うと、出力の考え方が分かると、

「何に使えるか」が一気に整理できます。

この記事の結論(出力の見方)

  • 出力は「同時にどれだけ動かせるか」の上限
  • 特に見るのはAC出力(コンセント)のW数
  • 迷ったら、まずはスマホ・照明・小型機器を守る発想でOK

出力(W)とは:その瞬間に出せる力

ポータブル電源には、容量(Wh)と出力(W)が書かれています。

ざっくり言うと、

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  • 容量(Wh):どれだけ長く使えるか(タンクの大きさ)
  • 出力(W):その瞬間にどれだけ出せるか(蛇口の太さ)

容量があっても、蛇口が細いと、大きい家電は動かせません。

一番見るべきは「AC出力(コンセント)のW数」

在宅避難で家電を動かしたいとき、重要なのはAC出力です。

AC出力のW数が、そのポータブル電源で動かせる家電の目安になります。

まずやること:使いたい家電のW数を見る

家電のW数は、本体のラベルや説明書に書かれています。

「消費電力」「定格消費電力」などの表記です。

チェックのしかた

  • 使いたい家電のW数をメモする
  • 同時に使うなら、合計を考える
  • ポータブル電源のAC出力Wを超えないか見る

注意:一瞬だけ大きく電力を食う家電がある

家電には、起動時に一瞬だけ大きな電力が必要になるものがあります。

これを知らないと、

動きそうなのに止まるが起きます。

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「普段は小さめ」でも、スイッチを入れた瞬間に大きく跳ねるものがある

細かい見分けは製品差が大きいので、基本は「余裕を見て選ぶ」が安全です。

在宅避難で現実的に狙うライン:まず“守るもの”を決める

災害時に全部の家電を動かそうとすると、出力も容量も大きいものが必要になります。

でも在宅避難では、まず守りたいのはこれです。

優先順位(迷ったら)

  • 1)スマホ・通信
  • 2)照明
  • 3)季節の安全(扇風機/電気毛布など)
  • 4)それ以外

この順で考えると、「必要な出力」が自然に絞れます。

よくある失敗:ケトルやドライヤーを動かしたくなる

災害時に温かい飲み物が欲しくなったり、髪を乾かしたくなったりします。

でも電気ケトルやドライヤーは、消費電力が大きいものが多く、

ポータブル電源のハードルが一気に上がります。

在宅避難の備えとしては、まずは「守るもの」を優先して、余裕があれば検討するくらいが現実的です。

次に整えると安心:ソーラーパネル(現実ライン)

停電が長引くと、「充電する手段」も気になってきます。

次の記事では、ソーラーパネルの現実的な見方を整理します。

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