災害時って、音も光も情報も、一気に増えます。
サイレン、アラート音、人の声、テレビの音。
停電で暗いと思ったら、今度はライトが眩しい。
音や光が苦手な人にとっては、それだけで体力が削られます。
だからこのページは、我慢の話ではなく、
刺激を減らす形だけに絞ってまとめます。
先に言うと:やることはこの3つだけでOK
- 落ち着ける場所を決める(家の中の避難場所)
- 刺激を減らす道具を寄せる(耳・目)
- 情報を減らす(見る時間を決める)
1) 家の中に“落ち着ける場所”を作る(ここが一番効く)
まず大事なのは、逃げ場があることです。
家全体をどうこうするより、
一か所だけ落ち着ける場所を作る方が現実的です。
場所の選び方(例)
- 窓から離れている
- 人の動線から少し外れている
- 横になれる(座れる)
「ここに行けば落ち着く」があるだけで、気持ちが全然違います。
2) 光がつらい:明かりは“弱く・近く”が楽
暗闇が不安でも、強いライトはつらいことがあります。
なので光は、部屋全体を照らすより、
手元だけを弱く照らす方が楽です。
光のコツ
- 強い光を目の前に向けない
- 手元だけ照らす(必要な時だけ)
- 寝る時は、足元が見える程度でOK
3) 音がつらい:耳を休ませる道具を寄せる
音は、疲れがたまると余計につらくなります。
だから「耐える」より、耳を休ませる形に寄せます。
耳のために寄せておくと助かるもの
- 耳栓
- イヤホン(音を遮るだけでも)
- 静かな時間を作る(テレビを消す)
家族がいるなら、
静かな時間を作るのが一番効きます。
4) 情報がつらい:見る時間を決める(ずっと見ない)
災害時は情報が気になって、ずっと見てしまいがちです。
でも、刺激が増えて疲れます。
なので、見る時間を決める方が楽です。
情報の取り方のコツ
- ずっと見ない(短く区切る)
- 見る場所を少数に絞る
- 怖い映像は避ける(体力が削れる)
5) 匂い・触感がつらい人:いつもの物を使う
刺激は音と光だけじゃありません。
匂い、肌触り、締めつけ。
災害時はこういう小さなストレスが積み重なります。
だから可能なら、落ち着ける場所に、
いつものタオルや毛布を置いておくと楽です。
家族がいる場合:合図を決めておく
「今は静かにしてほしい」「話しかけないでほしい」
それを説明するのもしんどい時があります。
だから合図を決めておくと、すれ違いが減ります。
合図の例
- イヤホンをしていたら話しかけない
- この場所にいる時は静かにする
- 短い言葉で伝える(「今は休む」)
今日やること(これだけでOK)
- 家の中の“落ち着ける場所”を1つ決める
- 耳栓(またはイヤホン)とライトをその場所に置く
- 情報を見る時間を決める(ずっと見ない)