停電がマンションでつらくなる最大の理由は、エレベーターが止まることです。
水を運ぶ、買い物に行く、管理の情報を見に行く…。
これらが全部「階段」になると、体力も時間も一気に持っていかれます。
だからマンション停電は、電気そのものより移動の設計がカギになります。
結論:マンション停電は「移動を減らす設計」に切り替える 🏢
「階段で行けばいい」と思っていても、実際は一回の往復だけで消耗します。
特に、水・簡易トイレ・食料など“重いもの”が絡むと負担が大きくなります。
| 影響 | 起きやすいこと | 対策の方向 |
|---|---|---|
| 移動 | 階段移動が増えて疲れる | 回数を減らす/持つ量を減らす |
| 水 | 給水所の往復が重い | 家にある水の配分を先に決める |
| 情報 | 掲示・管理情報の確認が手間 | 確認の回数と担当を固定 |
ポイント:「一回で済ませる」より「回数を減らす」設計にすると続きます。
停電直後にエレベーター内にいた場合は、まず落ち着くことが大事です。
焦って動くより、連絡の手順を優先します。
最初にやること(最小)
エレベーターが止まったら、マンションでは階をまたがない生活が基本になります。
特に夜は階段移動が危険も増えるので、できるだけ同じ階で完結させます。
拠点に集めるもの(例)
コツ:「階段を上り下りしなくて済む状態」を作ると、翌日以降がかなりラクです。
停電時は、建物の設備状況によって水の出方が変わることがあります。
高層階ほど影響が出やすいケースもあるので、早い段階で“使えるうちにやること”を整理します。
早めに確認したいこと
判断の軸:水が使えるうちに“やれることをまとめてやる”。使えない前提になったら“使わない動き”へ切り替える。
給水所や買い出しが必要になると、階段移動が現実的な負担になります。
ここで効くのが、家族や同居人がいる場合の役割分担です。
| 項目 | 決め方(例) | 狙い |
|---|---|---|
| 外に出る回数 | 1日1回までに抑える | 体力温存 |
| 担当 | 体力がある人が担当 | 安全と効率 |
| 運ぶ量 | 無理しない量にする | 転倒・ケガを減らす |
ポイント:階段は「一気に片付ける」より「安全に続けられる量」で回す方が結果的に早いです。
マンションは、建物側の案内が出ることがあります。
ただし確認しに行く回数が増えると疲れるので、ここも“固定”が効きます。
情報確認の固定(例)
夜の階段は、暗さと疲れが重なって危険が増えます。
だから夜に階段を使わなくて済むように、夕方までに必要物を同じ階へ寄せます。
夕方までに整えること
停電の一連が整理できたら、次は「断水:水の配分と生活の整え方」へ進むと、現実の困りごとが一段ラクになります。