簡易トイレの選び方|在宅避難で失敗しない基準と落とし穴

簡易トイレは「種類」よりも、回数・臭い・処理のしやすさで選ぶ。凝固剤だけ/袋だけで失敗しないための基準と、家庭で迷わない揃え方をまとめます。

簡易トイレ:失敗しない選び方

在宅避難で一番きつくなりやすいのが、トイレです。

水や電気は「我慢」や「代替」があっても、トイレは毎日必ず発生するし、放置できません。

だからこそ、簡易トイレは「とりあえず買う」だと失敗しやすいです。

この記事の結論(選び方はこの3つ)

  • 基準①:回数が足りる(人数×日数で決める)
  • 基準②:臭いを閉じ込められる(袋と口の強さ)
  • 基準③:処理が簡単(迷わない流れ)

まず整理:簡易トイレは「何を買うか」より「何が必要か」

簡易トイレって、似た商品が多いですが、必要な要素はだいたい決まっています。

簡易トイレに必要なもの

  • (便器にかける)
  • 凝固剤(固める・漏れを止める)
  • 防臭(口をしっかり閉じられる)
  • 捨て方(保管場所と手順)

「凝固剤だけ買えばOK」みたいな話もありますが、袋・臭い・捨て方が揃っていないと詰まります。

基準①:回数が足りるか(ここが一番大事)

簡易トイレは、回数が足りないと一気に生活が崩れます。

しかも、回数は人数に比例して増えるので、見積もりが甘いと必ず足りません。

このページではまず考え方だけ押さえて、具体的な計算は別ページでやります。

  • 1人あたりの回数は少なめに見積もると危険
  • 家族が多いほど、早く尽きる
  • 断水が絡むと、通常トイレが使えない時間が長引く

「何回必要?」を迷わないように、次の記事で人数×日数で計算します。

基準②:臭いを止められるか(袋が弱いと地獄)

次に重要なのが臭いです。

臭いはメンタルを削るし、家の中にいる在宅避難だと逃げ場がありません。

チェックするポイント

  • 袋が厚めで破れにくいか(薄いと怖い)
  • 口をしっかり結べるサイズか(短いと閉じにくい)
  • 二重にできるか(袋のサイズ・枚数に余裕がある)

「防臭袋」と書いてあっても、現場では口が閉まるかどうかが重要です。

臭い対策グッズは別ページで「何が必要か」を整理します。

基準③:処理が簡単か(迷わない流れがあるか)

災害時は、頭が回りにくいです。

だから簡易トイレは「慣れた人向け」より、誰でも同じ手順でできるが強いです。

迷わない手順の目安

  • 袋をかける(便器 or バケツ)
  • 使う
  • 凝固剤を入れる
  • 袋を結ぶ
  • 二重にして保管(できればフタ付き)

この流れがスムーズにできるセット構成だと、家族でも回しやすいです。

よくある落とし穴:凝固剤だけ/袋だけで済ませようとする

落とし穴1:凝固剤だけ買って、袋が合わない

袋が薄い、サイズが合わない、口が結べない。

こうなると「固めたのに臭う」「漏れが怖い」になりやすいです。

落とし穴2:袋だけ買って、固まらない

袋だけだと液体のままになり、処理が一気に難しくなります。

在宅避難で一番避けたいのは、家の中で漏れ・臭い・置き場が破綻することです。

落とし穴3:保管場所が決まっていない

使った後をどこに置くかが決まっていないと、家の中で混乱します。

できればフタ付きの容器や、臭いが漏れにくい保管方法を先に決めておくと安心です。

迷ったら:まず「回数」と「臭い」を強くする

簡易トイレで迷うなら、

回数を足りるようにする臭いを閉じ込める の順が現実的です。

そのうえで、家族構成に合わせて「処理のしやすさ」を整えると、在宅避難でも耐えやすくなります。

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