停電2〜3日:体力が落ちる前に整える|在宅避難の消耗を減らす段取り

停電が2〜3日続くと、疲れ・寒暖差・衛生・食事の単調さが効いてくる。ここでは「やることを減らす」「電池と明かりを計画化する」「水とトイレの負担を増やさない」「体調を崩さない」を軸に、在宅避難を続ける整え方をまとめる。

停電2〜3日:体力が落ちる前に整える

停電が2〜3日続くと、最初の緊張が抜けた分だけ、じわじわ疲れが出ます。

この段階で大事なのは「頑張る」ではなく、消耗を増やさない回し方に切り替えることです。

やることを増やすより、減らして整える。それだけで体調が守れます。

結論:2〜3日目は「消耗を減らす4本柱」で回す 😊

  1. 動きを減らす(家の中の移動・作業を減らす)
  2. 電池を計画化(スマホと明かりを守る)
  3. 水とトイレの負担を増やさない
  4. 体調を崩さない(暑さ寒さ・睡眠)

1. 動きを減らす:生活の中心を1か所に寄せる

停電中は「暗い」「寒い/暑い」「家事が増える」で、家の中の移動だけでも疲れます。

2〜3日目は、生活の中心を1か所に寄せると体力が守れます。

中心を寄せるとラクになるもの

  • 明かり(ライトを集約できる)
  • 食事(片付けの回数が減る)
  • 情報確認(スマホを置く場所が固定できる)
  • 家族の安心(同じ場所に集まるだけで落ち着く)

コツ:夜ほど移動が危ないので「夜はここだけで過ごす場所」を決めておくと安心です。

2. 電池を計画化:充電は「順番」と「時間」を決める

2〜3日目になると、電池の減りが現実問題になります。

ここで効くのが「誰を優先するか」「いつ確認するか」を決めることです。

情報確認の固定(例)

  • 朝:復旧見込み・天気だけ
  • 夕:変化があったかだけ
  • 緊急:必要なときだけ(ダラ見しない)
優先 対象 理由
1 連絡用スマホ(家族代表) 連絡と情報の核になる
2 もう1台(予備) 故障や電池切れの保険
3 その他の端末 必要性に応じて

夜の安心:暗い時間帯ほど不安が増えるので、夜に「電池残量がある状態」を作ると精神的にラクです。

3. 水とトイレ:負担を増やさない(生活用の節約を厚く)

停電が長引くと、断水が重なる可能性も出てきます。

また、停電単独でも生活用の水はじわじわ減ります。

負担を増やさない工夫(最小)

  • 手洗い:拭き取り・消毒を併用(使う水を減らす)
  • 食器:洗わない前提を混ぜる(ラップ・使い捨て)
  • 体:清拭で回す(汗を残さない)
  • トイレ:回数と袋の使い方を固定(家族で共有)

ここで効く視点:「水を増やす」より「水を使わない動き」に寄せる方が続きます。

4. 体調を崩さない:暑さ寒さと睡眠を守る

2〜3日目は、暑さ寒さの影響が体に出やすくなります。

睡眠が崩れると、判断力も落ちます。

最低限の体調管理

  • 水分:飲む水は優先(食事より守る)
  • 汗:拭き取りで肌を乾かす(かぶれ防止)
  • 冷え:足元と首周りを守る
  • 睡眠:夜の不安を減らす配置(明かり・動線)

暑さ寒さが厳しいとき:無理に在宅にこだわらず、避難の判断基準に戻って考えるのが安全です。

この段階で見直す:冷蔵庫の中身と食事の組み替え

停電が長引くほど、冷蔵庫の食材は難しくなります。

2〜3日目は「残すもの」と「使い切るもの」を切り分けて、食のストレスを減らします。

おすすめの考え方

  • 食材は「痛みやすい順」で使う
  • 迷ったら非常食の割合を上げて、手間を減らす

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2〜3日目の整えができたら、次は「停電の夜」に集中して、不安と危険を減らす具体策に進みます。