賃貸の家具固定|穴あけなしで転倒を減らす最小のやり方

賃貸は壁に穴をあけにくく、家具固定が止まりがち。でも「全部固定」じゃなくていい。寝る場所の近く、背の高い棚など危ない順に、つっぱりや滑り止め、配置替えで転倒リスクを減らす方法をわかりやすくまとめます。

賃貸:家具固定を最小でやる(穴あけなしで危ない所だけ)

賃貸の家具固定は、やる気が出にくい分野です。

「穴をあけられない」「跡が残りそう」「どこまでやればいいか分からない」…。

でも大丈夫です。家具固定は、全部やらなくても効果が出ます

大事なのは、危ない所だけ先に手を入れること。

まずは「寝る場所」と「背の高い家具」からで十分です。

先に言うと:これだけやれば一気に安全が上がる

  • 寝る場所の近くにある背の高い家具を優先
  • 家具の上にある重い物・割れる物を減らす
  • 固定できないなら配置替え(倒れても当たらない位置に)

まず確認:家具固定は「倒れない」より「当たらない」を作る

本当は固定できれば理想ですが、賃貸では難しいこともあります。

そのときは発想を変えて、

倒れても人に当たらない配置を作るだけでも危険が減ります。

配置で減らせる危険

  • 寝る場所の横に棚がある → 寝る場所から離す
  • 通路に家具がせり出す → ぶつかる・逃げにくい
  • ドアの前に家具がある → 出入口が塞がる

優先順位:どれからやる?(迷わない順番)

全部やろうとすると止まります。

まずは、危ない順に3つだけ。

やる順番(上からでOK)

  1. 寝る場所の近くの背の高い家具(本棚・棚)
  2. リビングの背の高い家具(家族が集まる場所)
  3. テレビ・電子レンジなど落ちたら危ない物

穴あけなしでできること①:まず「上の物」を減らす

固定以前に、棚の上に物があると落ちます。

ここを減らすだけで、体感で安心が増えます。

  • 重い物は棚の上に置かない
  • 割れる物は高い場所に置かない
  • よく使う物は「取りやすい高さ」に下ろす

これなら費用ゼロで今日できます。

穴あけなしでできること②:滑り止めで「ズレる」を減らす

地震で家具が倒れる前に起きやすいのが、ズレと揺れです。

滑り止めは「完璧に固定」ではなくても、ズレを減らすだけで効果があります。

特に、テレビ台や家電の下に入れると安心しやすいです。

穴あけなしでできること③:つっぱりは“使える場所だけ”でいい

つっぱりは便利ですが、天井の形や梁の位置で使いにくいこともあります。

無理に全部に使うより、背の高い棚だけに絞る方が続きます。

つっぱりを使うなら

  • 背の高い棚・本棚だけに絞る
  • 寝る場所の近くを最優先
  • ぐらつくなら「配置替え」もセットで考える

穴あけなしでできること④:壁に寄せる(隙間を作らない)

家具は、壁から離れているほど揺れで倒れやすくなります。

可能なら、壁に寄せて隙間を減らすだけでも、倒れ方が変わります。

(ただし、コンセントや配線で無理はしないでOKです)

固定が難しい家具は「危なくない場所」に動かす

固定できない家具をゼロにするのは大変です。

その場合は、優先して「危ない場所からどかす」方が現実的です。

動かしたい場所

  • 寝る場所の横
  • 玄関〜部屋の通路
  • ドアの開閉を邪魔する位置

よくある失敗:頑張りすぎて止まる

  • 全部やろうとして疲れてやめる
  • 道具を揃えることが目的になって止まる
  • 固定できないからと、危ない配置を放置する

今日やること(これだけでOK)

  1. 寝る場所の近くの棚の上を片付ける(落ちる物を減らす)
  2. 背の高い家具は、できるだけ壁に寄せる
  3. 固定が難しい家具は「寝る場所から離す」方向で配置を見直す