冷蔵庫の中身:捨てる/食べる判断|停電中に迷わない基準

停電中の冷蔵庫は「開けない」が基本だが、長引くと食材の判断が必要になる。傷みやすい順の考え方、短時間で取り出すコツ、加熱できない前提での優先順位、迷ったときの判断ポイントを在宅避難向けに整理する。

冷蔵庫の中身:捨てる/食べる判断

停電が続くと、「冷蔵庫の中身をどうするか」で迷いが出ます。

基本は開けないが正解ですが、状況によっては食材を使い切る判断も必要です。

ここでは、在宅避難で迷いにくいように、食べる/見送るの考え方を整理します。

結論:冷蔵庫は「開けない」が基本。使うなら“順番”と“時間”を決める 😊

  • 開閉回数を減らす:温度を守る
  • 使う順番を決める:傷みやすいものから
  • 迷ったら無理しない:体調を守る判断を優先

まず押さえる:停電中の冷蔵庫の基本ルール

基本ルール(最小)

  • 冷蔵庫はできるだけ開けない
  • 開けるなら取り出す物を決めてから一回で
  • 家族全員に「勝手に開けない」を共有する

冷蔵庫は開ける回数が増えるほど、中の温度が上がりやすくなります。

停電が長引くほど、食品の判断が難しくなるので、まずは温度を守ります。

食べる順番:傷みやすいものから考える

食材は「高い/安い」より「傷みやすい/持つ」で判断すると迷いが減ります。

優先 カテゴリ 考え方
1 調理済み・残り物 短時間で食べ切れるものを優先
2 生もの(肉・魚・乳製品など) 迷ったら無理しない(体調優先)
3 野菜・果物 状態を見ながら使う(比較的調整しやすい)
4 調味料・加工品 比較的持ちやすい(後回しでも困りにくい)

コツ:「今日はこれを食べる」を決めて、冷蔵庫を開ける回数を減らします。

「加熱できない」前提で考えると失敗が減る

停電中は、加熱できるとは限りません。

ガスやカセットコンロがあっても、無理に調理を増やすと疲れます。

停電中に優先しやすい食べ方

  • そのまま食べられるもの(調理不要)
  • 温めなくても成立するもの
  • 洗い物が増えないもの

判断の軸:「食べられる」だけでなく「負担が増えない」かどうかで選ぶと続きます。

迷ったときの判断ポイント(体調優先)

停電中は、冷蔵庫の温度計がないことが多いので、判断が難しいです。

ここでは、迷いが減るように「考え方」をまとめます。

迷ったら見送る方向に寄せる例

  • においが気になる
  • ぬるく感じる時間が長かった
  • 家族に高齢者・子ども・体調不安がある

大事:停電中は医療も混みやすいので、食中毒のリスクを増やさない判断が安全です。

冷凍庫:食材より「保冷」の役割もある

冷凍庫は、食材を食べるだけでなく、冷気の蓄えとしても役立ちます。

停電が続く場合は、冷凍庫もむやみに開けない方が温度が守れます。

冷凍庫の最小ルール

  • 基本は開けない
  • 取り出すなら一回で(何を出すか決めてから)
  • 冷凍品は「食べ切れる量」から

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冷蔵庫の判断ができたら、次は「充電を切らさない順番」に進むと、停電中の不安がかなり減ります。