日本語が不安な人の防災|情報の取り方を決める在宅避難の準備

災害時は情報が多すぎて混乱しやすい。日本語が不安だと、避難情報や支援の案内を取りこぼしやすい。大事なのは全部追うことではなく、見る場所と連絡先を少数に決めること。家に留まる前提で、迷わない情報ルートを整理します。

日本語が不安:情報の取り方を決める(見る場所を少なくする)

災害時は、情報が一気に増えます。

しかも「今すぐ判断して」と言われるような空気になります。

日本語が不安だと、そこがいちばんしんどいです。

だからこのページは、難しいことは抜きで、

見る場所を少なくすることに絞ってまとめます。

先に言うと:日本語が不安な人は、この3つを決めるとラク

  1. 見る場所:情報源を2〜3個に絞る
  2. 家族の連絡:連絡のルールを決める
  3. 困った時の頼り先:聞ける人を1人作る

1) 情報源は増やさない:2〜3個で十分

災害時に情報源を増やすと、

「どれが本当?」で頭が疲れます。

なので、最初から少数に絞ります。

絞り方(例)

  • 自治体(市区町村)の情報
  • 気象・防災の公式情報
  • 家族・友人の連絡(確認用)

ニュースやSNSは便利ですが、情報が多すぎて混乱しやすいです。

だからSNSは「補助」くらいで十分です。

2) 日本語が難しい時:翻訳は“短い文章”が一番うまくいく

翻訳アプリを使うなら、長文より短文の方が伝わりやすいです。

なので、災害時は短い文で確認するのがコツです。

短文の例(言いやすい)

  • 「今どこに行けばいい?」
  • 「ここは安全?」
  • 「水はどこでもらえる?」
  • 「トイレは使える?」

3) 家族の連絡:ルールがないとバラバラになる

災害時は回線が混みます。

電話がつながらないこともあります。

だから、先にルールを決めておくと焦りが減ります。

連絡ルール(例)

  • まずは短文で「無事」だけ送る
  • 返事がなくても何度も連投しない(電池が減る)
  • 集合場所を1つ決める(家がダメならここ)

4) 困った時の頼り先:1人作るだけで違う

日本語が不安だと、避難所や役所で聞くのが大変です。

だから「困ったらこの人に聞く」を1人作っておくと安心です。

頼り先の例

  • 近所の知り合い
  • 職場の人
  • 学校や保育園の連絡先

大勢じゃなくていいです。

1人でいいので、困った時に聞ける人がいると動きやすいです。

5) 住所と名前:紙に書いておくと強い

スマホが使えない、充電がない、回線が弱い。

こういう時に、紙があると助かります。

紙に書いておくと安心なもの

  • 自分の名前(ローマ字でもOK)
  • 住所
  • 緊急連絡先
  • 持病やアレルギー(ある人だけ)

きれいに作らなくていいので、メモで十分です。

デマ対策:迷ったら“公式”に戻る

災害時はデマも出ます。

日本語が不安だと、余計に判断が難しくなります。

だから迷ったら、いったん公式に戻るのが安全です。

今日やること(これだけでOK)

  1. 見る情報源を2〜3個に絞る(増やさない)
  2. 家族の連絡ルールを1つ決める(短文で無事)
  3. 紙に名前・住所・連絡先を書いて、財布に入れる