在宅避難の最初の24時間は、やることを増やすほど疲れる。安全確保→情報→水とトイレ→電源→食事→体温管理の順で整えると、生活が回りやすい。0〜1時間、1〜6時間、6〜24時間の行動リストと、最小の備えをまとめる。
電源:最低限の現実ライン|在宅避難で「スマホと明かり」を守る
在宅避難の電源は、全部を動かす前提ではなく「何を守るか」を決めると失敗が減る。まずスマホ(連絡・情報)と明かりを優先し、節電ルール→充電の順番→予備手段の順に整える。3日・7日の考え方と最低限の構成をまとめる。
在宅避難で電源が不安になるのは、「暗い」「連絡ができない」「情報が取れない」が一気に来るからです。
とはいえ、停電時に家電を全部動かす前提で考えると、備えが重くなりすぎます。
電源はまず、最低限の現実ラインを決めると迷いが減ります。
結論:電源は「守るもの」を先に決める
停電時に「電源が欲しい」と感じる場面は、だいたい次の3つに集約されます。
| 場面 | 困りやすいこと | 守るべきもの |
|---|---|---|
| 連絡・情報 | 家族と連絡が取れない/状況が分からない | スマホの電池 |
| 夜の安全 | 暗くて不安/移動や作業が危ない | ライト(手元用) |
| 生活の維持 | 少しでも快適にしたい(特に暑さ寒さ) | 小型の機器(必要に応じて) |
ポイント:最初から3つ目(快適さ)を厚くしようとすると、備えが大きくなりやすいです。まずは1〜2を固めます。
3日分(最低限の現実ライン)
7日分(長引く想定)
在宅避難の電源は、道具を増やすより組み合わせを揃えるのが大事です。
| カテゴリ | 最低限 | 意図 |
|---|---|---|
| 充電の核 | モバイルバッテリー | スマホの生命線を守る |
| つなぐ物 | ケーブル・変換(家族の端末に合うもの) | 持っていても使えないを防ぐ |
| 明かり | ライト(手元用)+予備電池 | 夜の安全と不安を減らす |
| 予備の情報 | ラジオ等(必要なら) | 情報源を分散する |
最小の考え方:「バッテリーだけ買う」より、「ケーブルと明かりまで揃える」ほうが実用性が上がります。
停電が長引くほど、重要なのは「増やす」より「減らす」です。
家族で揉めないためにも、先にルール化すると効果が大きいです。
家庭内で決めておくと強いルール
最低限ができたら、必要な家庭だけ追加を検討します。
| 状況 | 追加を考える理由 | まず見直すこと |
|---|---|---|
| 停電が長引きやすい地域 | 充電だけでは不安が残る | 節電ルールと優先順位 |
| 在宅勤務がある | 連絡と作業の継続が必要 | スマホ中心に割り切れるか |
| 暑さ寒さが厳しい | 体調面のリスクが上がる | 体温対策(電源に頼りすぎない) |
考え方:追加手段は「不安だから」ではなく、「困る理由が具体的」になったら検討すると失敗が減ります。
電源の最低ラインが決まったら、次は家族で「連絡・集合・役割」を言葉にしておくと、災害時の迷いが減ります。