停電直後の1時間:まずやること|在宅避難で不安を増やさない初動

停電直後の1時間は「安全の確保→情報→電池の節約→家の中の整え」の順で動くと迷いが減る。ブレーカー確認、明かりの確保、冷蔵庫の扱い、スマホ電池の守り方、家族連絡の最小ルールまで、在宅避難の初動を手順でまとめる。

停電直後の1時間:まずやること

停電が起きた直後は、暗さと情報不足で不安が一気に増えます。

でも最初の1時間は「やることの順番」を固定しておくだけで、落ち着きやすくなります。

このページでは、在宅避難を前提に停電直後の1時間をどう動くかを、手順でまとめます。

結論:停電直後は「安全→情報→節電→家の整え」の順 😊

  1. 安全:ケガと火災を避ける
  2. 情報:何が起きているか把握する
  3. 節電:スマホ電池を守る
  4. 整え:暗い中でも生活が回る形にする

0〜10分:まず「安全」を確保する

停電直後は、暗さでつまずいたり、慌てて動いてケガをしやすいです。

最初の10分は、やることを絞って安全を固めます。

最初にやること(優先順)

  • 明かりを確保:手元のライト(スマホライトでも可)→ 次に部屋のライト
  • 火を止める:コンロ・暖房器具・ロウソクは使うなら慎重に(無理しない)
  • 危ない場所を避ける:割れ物、散乱、段差の近くを避ける
  • 家族の無事確認:同じ家の中は集合して声かけ

マンションの場合:停電中はエレベーターを使わず、無理に移動しない方が安心です。

10〜20分:停電の原因を切り分ける(家だけ?周辺も?)

次に「自宅だけの停電」なのか「地域全体」なのかをざっくり掴みます。

ここが分かると、復旧の見通しが変わります。

切り分けの手順

  • 分電盤(ブレーカー)を確認:落ちていれば、原因の可能性(安全を確保した上で)
  • 周囲の様子を見る:窓から街灯・近隣の明かりを確認(外出は最小)
  • 管理会社/近隣情報:マンション掲示や連絡網があれば確認

注意:原因が分からないのに何度もブレーカーを上げ下げするのは避け、状況が落ち着いてからにします。

20〜35分:情報を取りに行く(ただし「短時間」で)

停電時は情報があるだけで落ち着きますが、スマホ電池を削りすぎると後半が不安になります。

ここは「短時間で確認して、すぐ閉じる」がコツです。

確認したい情報 理由 やり方(最小)
停電範囲・復旧見込み 今後の動きを決めやすい 短時間で確認→閉じる
災害の有無 地震・火災などの関連を把握 まずは要点だけ
天気(暑さ寒さ) 体調リスクが変わる 今夜〜明日の気温だけ

やることを固定:「情報確認は5分だけ」など、家庭内で時間を決めると安心です。

35〜50分:スマホ電池を守る(節電の初期設定)

停電時のスマホは、連絡と情報の生命線です。

ここで電池の減り方を抑えておくと、夜がかなりラクになります。

節電の基本(すぐやる)

  • 画面を暗く:明るさを下げる
  • 使わない通信を切る:不要なBluetooth等(必要なものは残す)
  • 通知を絞る:緊急系は残し、不要な通知を減らす
  • 電池の優先順位を決める:誰の端末を優先するか

この段階で充電する? まずは節電→必要になったら充電、の順が失敗しにくいです。

50〜60分:冷蔵庫と明かりを「今夜を乗り切る形」に整える

最後に、生活の土台を軽く整えます。

停電直後にここまでできると、夜の不安がかなり減ります。

冷蔵庫(最初の1時間の方針)

  • 基本は開けない:温度を守る
  • 必要なら短時間:取り出す物を決めてから一回で
  • ドアの開閉回数を減らす:家族に共有する

明かり(今夜の配置)

  • 手元用:一番使う(移動・作業の安全)
  • 部屋用:家族が集まる場所に1つ
  • 廊下・トイレ:転倒を避けたい場所に

ここまでのゴール:「安全に動ける」「情報が取れる」「スマホが守れる」「今夜の明かりがある」状態にすることです。

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停電直後の初動ができたら、次は「停電1日目」の過ごし方へ進むと、食事・情報・安全が回しやすくなります。